【3棟全焼】台風や地震による「停電」“復旧時”に注意! 「通電火災」が原因で出火か
長崎・松浦市で20日未明、空き家など3棟が全焼する火事がありました。当時、この地域は停電から復旧したばかりだったといい、警察と消防は、「通電火災」が出火の原因の可能性もあるとみています。
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台風の影響とみられる火災も発生しました。カメラが捉えたのは、住宅から噴き上がる炎。風が強く吹き、煙が流されていきます。火はさらに激しさを増し、建物をのみ込み、消防が到着した時には、あたり一面、煙が充満していました。
20日未明、長崎・松浦市で起きた火災。午前1時半ごろ、「火の手があがっている」と通報が入りました。
火は、約3時間後に消し止められましたが、火元の木造2階建ての空き家と、隣接する別の空き家、そして、美容室のあわせて3棟が全焼しました。
当時、この地域は停電から復旧したばかりだったといいます。
台風の影響により、近くで垂れ下がった電線から火花が出ていたという目撃情報もあることから、警察と消防は、出火の原因を「通電火災」の可能性もあるとみています。
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「通電火災」とは、停電からの復旧で、電気が再び流れた時に起きる火災です。
例えば停電時、大雨による浸水で電化製品がぬれていたり、コンセントにホコリが入ったりしていると、通電した時にショートして火災が発生することがあるといいます。
実際に2019年9月、千葉県に大規模な被害を及ぼした台風15号の影響で停電から復旧した時にも、通電によるものとみられる火災が発生しました。
今回の台風14号でも、各地で停電が起きているため注意が必要です。
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さらに、「通電火災」は台風だけでなく、地震の時、コンセントを差し込んだ暖房器具に物が倒れたまま電気が復旧してしまうと、あっという間に燃え広がることもあるといいます。
消防庁は、停電から復旧したあとに異常を発見した際は、直ちにブレーカーを落として消防に連絡をしてほしいとしています。
(2022年9月20日放送「news every.」より)
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