8月消費者物価指数+2.8 30年11か月ぶりの歴史的上昇幅に|TBS NEWS DIG
8月の消費者物価指数は去年より2.8%上昇しました。30年11か月ぶりの歴史的な上昇幅ですが、30年前とは状況が大きく異なっています。
「食料品がかなり上がってる」
「電気代が上がりました。もうすごく困ってます」
8月の消費者物価指数はプラス2.8%で、消費税増税の影響を除くと、1991年9月以来、30年11か月ぶりの上昇幅でした。
1991年はディスコの代名詞と言われた「ジュリアナ東京」が誕生した年です。バブル景気からの後退局面ではありましたが、人々の消費意欲は依然として旺盛で、外食や娯楽、教育などのサービス業が好調。サービス価格を中心に物価が上昇するとともに、賃金も上昇していました。
「(当時は)お金がよく回っていた。その頃(1991年頃)の賃金は常に上昇していたなと」
一方、最近の物価上昇は、原油価格の高騰や、円安などが原因のエネルギーや食品の値上がりが中心で、国内の需要増加などの前向きな要因ではありません。実質賃金も4か月連続でマイナスで、いわば「悪い物価上昇」なのです。
秋には物価上昇率は3%に達するとの試算もあり、私たちの生活はますます厳しくなりそうです。
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