【大量繁殖】国定公園の湖に大量の水草 天然ウナギやシジミに影響が…
国定公園で5つの湖からなる福井県の三方五湖。その湖の一つ、三方湖では、湖畔をびっしりと茶色い植物が埋め尽くしていました。
記者
「風光明媚な三方五湖の湖畔ですが、ここではマスクをしていても鼻をつくような悪臭が漂っています」
春から夏にかけて繁殖する水草「ヒシ」が腐って流れ着いていたのです。ヒシは湖の底に根を張る水草で、近年、毎年の様に大量繁殖しています。さらに今年は、台風の影響で…
鳥浜漁業協同組合 田辺喜代春組合長
「これだけ固まって赤く(茶色に)なることはない。これが根がついていないから一気に風でよってきて、隅にたまったものだから、一気に赤く(茶色く)なった」
漁師の心配は…
鳥浜漁業協同組合 田辺喜代春組合長
「やっぱり、うなぎが一番大きいかな、被害としては」
三方湖は天然うなぎの産地です。影響が出れば一大事ですが、すべてを撤去するには1か月近くかかるといいます。
鳥浜漁業協同組合 田辺喜代春組合長
「気が遠くなるような撤去作業だけど、少しでも引きあげたい気持ち」
ヒシの被害は他の湖にも及んでいます。シジミ漁が盛んな久々子湖にも三方湖からヒシが流れ着いていました。
今年のシジミの漁獲量は、豊漁だった2020年に比べると半分以下で、地元の漁師は頭を抱えています。
(2022年9月16日放送「news every.」より)
#ヒシ #三方湖 #久々子湖 #日テレ #newsevery #ニュース
◇日本テレビ報道局のSNS
Twitter https://twitter.com/news24ntv
TikTok https://ift.tt/KehUjB8
Facebook https://ift.tt/W16YqrI
Instagram https://ift.tt/tZs4uIk
◇【最新ニュース配信中】日テレNEWS
https://news.ntv.co.jp/
コメントを書く