【出没】住宅街の街路樹の上に“クマ” 麻酔銃を準備し…仙台
宮城県仙台市で6日、約5時間半にわたる捕獲作戦の末、クマが捕獲されました。クマがいたのは住宅街の街路樹の上でした。
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夜の住宅街に複数の警察官が集まっていました。中には、大きな網を運んでいる人たちの姿もありました。
6日午後6時25分ごろ、「クマが街路樹の上に登っている」と警察に通報がありました。現場は、宮城県仙台市のJR陸前落合駅近くにある住宅街です。警察官や専門の業者が集まる中、捕獲作戦が始まりました。
「これより、クマの捕獲作業を行います。クマが逃走する恐れがあるので、建物内、もしくは車両の中に避難するようにお願いします」
木の上にいるクマを捕獲するため、準備されたのは麻酔銃です。麻酔を撃たれたクマは街路樹から落下して、通報から約5時間半後、無事捕獲されました。
3歳くらいのメスの「ツキノワグマ」で、体長は1メートル20センチだということです。
近隣住民
「生まれて初めてですから、こんな経験ないです」
近隣住民
「通学路で小学校に行くときとか、高校、中学校の人も通るので、夜のうち捕獲できてよかった。最近クマのニュースが多くて、自分も怖かったので、すぐ身近で起きて、まだ油断できないなと」
実は、クマが捕獲された場所から4キロほど離れた場所で6日、クマ3頭の目撃情報が寄せられていて、警察が注意を呼びかけています。
(2022年9月7日放送「news every.」より)
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