国後島などで発見の3人の遺体 9日に日本側へ引き渡しで調整 知床観光船事故｜TBS NEWS DIG
北海道知床沖で観光船が沈没した事故で、北方領土の国後島などで見つかった3人の遺体について、あさって、サハリン南部のコルサコフで日本側に引き渡す方向で調整が進んでいることが分かりました。
事故の後、5月に国後島で見つかった2人は、ロシア側のDNA鑑定で乗客で、北見の21歳の女性と甲板員の曽山聖さん。サハリン本島で発見された遺体は乗客で、北見に単身赴任中の59歳の男性といずれも一致しています。
日ロ両政府は、3人の遺体をあさって、サハリン南部のコルサコフで日本の巡視船に引き渡す方向で調整を進めています。国後島の2人の遺体は既に国後島を出発していて、あす未明までにはコルサコフに到着する見通しです。
一方、先月28日にサハリンで見つかった日本人とみられる遺体は、知床の事故との関連は薄いとみられています。
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