【3歳女児死亡】臨時の説明会も…保護者複数人が体調不良で救急搬送 静岡
送迎バスに3歳の女児が取り残されて亡くなった静岡県牧之原市のこども園で、7日、臨時の保護者説明会が開かれ、園が当時の対応について説明しました。
牧之原市にある「川崎幼稚園」で、午前10時ごろから始まった保護者への説明会は、午前11時半ごろ終了しました。その説明会中、保護者複数人が体調不良を訴え救急搬送されるという事態が起きました。現場は騒然としています。
保護者説明会は午前10時から始まり、雨の中、保護者らは足早に園に入っていきました。
保護者「今のところ言葉では表せない」
──どんな説明を求めたいか？
保護者「いまのところ整理できていない」
「川崎幼稚園」では5日、送迎バスの中に河本千奈ちゃん（3）がおよそ5時間にわたり置き去りにされ、重度の熱中症で亡くなりました。
これまでの警察や静岡県の調べによりますと、送迎バスは理事長が運転し、補助役の派遣職員と園児6人が乗っていましたが、理事長らは子供たちが全員降りたか確認していませんでした。
また、登園や降園を管理するシステム上、千奈ちゃんは「登園」になっていましたが、担任らは不審に思わず、所在確認などもしていませんでした。
園はこのあと午後3時に記者会見を開く予定ですが、保護者が救急搬送される事態が起き、予定通り記者会見を開くのか、中止になるのかは今のところわかっていません。
（2022年9月7日放送）
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