『学級閉鎖の運用基準』神戸市立の小中学校などで変更「保護者の負担が解消されれば」(2022年9月6日)

『学級閉鎖の運用基準』神戸市立の小中学校などで変更「保護者の負担が解消されれば」(2022年9月6日)

『学級閉鎖の運用基準』神戸市立の小中学校などで変更「保護者の負担が解消されれば」(2022年9月6日)

新学期が始まって学校を取り巻く環境も変わっています。新型コロナウイルスの対応をめぐり、神戸市立の小中学校や幼稚園などでは学級閉鎖の運用基準が変更されました。

 神戸市中央区のこうべ小学校。楽しみの給食の時間も「黙食」がすっかり当たり前になりました。

 (神戸市立こうべ小学校 杉山昌宏校長)
 「子どもたちがしっかり黙食を守って静かに給食を食べているのでちょっとびっくりしているくらいです」

 神戸市立の小中学校や幼稚園などでは、8月に出された文科省からの通知を受けて学級閉鎖の運用基準が変更されました。これまでは、クラスに2人以上の感染者が確認されると学級閉鎖の対象でしたが、2人目としてカウントするかどうかについて「家庭内での感染の可能性が高い場合」は、対象の人数には含めません。

 どうして運用基準を緩めたのでしょうか。市の教育委員会に話を聞きました。

 (神戸市教育委員会・健康教育課 美藤元課長)
 「今回の(文科省の)変更で若干、学級閉鎖数が今までより抑えられることになるかと思います。保護者の方が、お子さんが家にいるために仕事を休まなければいけないなどのご負担が少しでも解消されればと考えております」

 ただ、感染経路の判断は難しいと話します。

 (神戸市教育委員会・健康教育課 美藤元課長)
 「陽性が確定する前日までにご家族の陽性が確定していれば、それに関しては家庭内感染としましょうと」

 学級閉鎖の基準をめぐっては、例えば大阪市教育員会では、学級で15~20%(30人学級の5~6人)の子どもが休んだ場合を基準に、校医と相談の上で判断するという従来の基準は変えていないということです。保護者や子どもたちにとって切実な問題である学級閉鎖ですが、それぞれの自治体の教育委員会によって微妙な違いが出ています。

▼MBS NEWS HP
https://ift.tt/QptKVSP

▼最新ニュースや特集を毎日配信 チャンネル登録お願いします!
https://www.youtube.com/c/MBSnewsCH?sub_confirmation=1

#MBSニュース #毎日放送 #学級閉鎖 #神戸市 #小学校 #新型コロナウイルス #運用基準 #家庭内感染 #感染経路

MBSnewsCHカテゴリの最新記事