留置場自殺２日前に「先に逝く」便箋発見…署長が本部に報告せず 24時間対面監視せず（2022年9月5日）
大阪で資産家の女性を殺害したとして再逮捕された男が留置場で自殺した問題。自殺の２日前に自殺を示唆する便箋が見つかったものの、警察署の署長が府警本部に報告していなかったことがわかりました。
元会社員の高井凜容疑者（２８）は、去年７月に養子縁組をしていた高井直子さん（当時５４）を殺害した疑いなどで再逮捕されましたが、今年９月１日に福島警察署の留置場で自殺しました。
捜査関係者によりますと、自殺の２日前に留置場で「先に逝く」「もう会えない」などと自殺を示唆する家族宛の便箋が見つかったということです。
しかし、福島警察署の署長は府警本部・留置管理課に報告せず、情報が共有出来ていなかったということです。署長は、巡回を増やすなどの指示しましたが、２４時間の対面監視などの措置は取っておらず、警察は対応に問題がなかったか検証します。
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