【EU外相会議】ロシア人へのビザ発給を事実上制限へ
ロシアのウクライナ侵攻を受け、EU（＝ヨーロッパ連合）は、ロシア人に対するビザの発給を、事実上制限することで合意しました。
EUは先月30日から2日間の日程で外相会議を開き、ウクライナ情勢などについて協議しました。
会議後、EUのボレル上級代表は、ロシアと結んでいるビザ発給の円滑化に関する協定を、制裁の一環として全面的に停止することで合意したと明らかにしました。協定が停止されれば、ビザの早期発給などの優遇措置は受けられなくなります。
EUボレル上級代表「ビザの取得はより難しくなりますが、引き続き可能です。しかし、数は大幅に減ります」
一方で、ウクライナや一部の加盟国が求めていた観光ビザの全面的な発給禁止については、合意に至りませんでした。
(2022年9月1日放送「Oha!4」より）
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