福島第一原発“処理水”「海洋放出」による漁業への風評対策を強化へ｜TBS NEWS DIG
政府は、福島第一原発の「処理水」に関する関係閣僚会議を開き、漁業への風評対策を強化することを確認しました。
「処理水」の海洋放出を来年春に控え、政府はきょうの会議で、風評対策をまとめた行動計画を改定し「将来にわたって安心して漁業ができるよう、基金により持続的な対策を講じる」という文言を新たに盛り込みました。政府はこれまでに300億円の基金を設けていますが、これと別枠の新たな基金を設けるということです。
東京電力ホールディングスの小早川社長は、会議後の取材に対し、風評が起こらないためには「安全性について理解してもらうのが重要だ」として、漁業者など関係者の意見を聞きながら対応していく考えを示しました。
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