横浜・4歳児死亡 「自分で頭を打った」傷害致死の疑いで逮捕の男が当初説明|TBS NEWS DIG
2018年に横浜市で交際相手の4歳の長男に暴行を加え死亡させたとして男が逮捕された事件で、男が警察に対して当初、死亡した男の子が「自分で頭を打った」と説明していたことがわかりました。
けさ、送検された内田正也容疑者(30)。
2018年1月、横浜市鶴見区のアパートで同居していた交際相手の女性(30)の長男、紺野叶志郎ちゃん(当時4才)に暴行を加えて死亡させた疑いがもたれています。
警察によりますと、当時、女性は仕事で外出していて、部屋にいたのは内田容疑者と叶志郎ちゃんの2人だけでした。
当初、内田容疑者は警察に対し、叶志郎ちゃんについてこう説明したといいます。
内田容疑者
「自分で頭を打った」
ただ一方で、「見ていたわけではない」とも話し、曖昧な点があったということです。
事件前には、最悪の事態を避ける機会が少なくとも3度ありました。
鶴見区 斉藤尚子こども家庭支援課長
「本児にけがが多いということで、複数回にわたり傷・あざがあるという連絡をいただいております」
事件発生の4か月前、叶志郎ちゃんが通う保育園から鶴見区に対して相談が寄せられます。
その8日後には、叶志郎ちゃんの母親から「同棲中の内田容疑者が私の子どもを殴る」と警察が相談を受けていました。
およそ1か月後には警察から虐待の疑いがあると通告を受けた児童相談所が調査に乗り出しますが…
横浜市中央児童相談所 袋和美支援課長
「一時保護を緊急に行う、職権で行うというような状況には至っていないという判断を当時した」
児童相談所や警察が虐待の疑いを把握しながら叶志郎ちゃんを救うことはできなかったのか?検証が求められています。
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