【ロシア】オフシャンニコワさん「自宅軟禁」に 反戦活動で起訴
ロシア国営放送の生放送で反戦を訴え、その後も反戦活動を続けている元職員の女性に対し、モスクワの裁判所は2か月間の「自宅軟禁」を命じました。
ロシア国営放送の元職員マリーナ・オフシャンニコワさんは、先月、クレムリン近くで「プーチンは殺人者だ」などと書いたプラカードで反戦活動を行い、「ロシア軍に関するニセの情報を広めた」として起訴されています。
11日、モスクワの裁判所で行われた勾留手続きでは、捜査当局が求めたオフシャンニコワさんの「2か月間の自宅軟禁」が命じられました。
法廷では、オフシャンニコワさんが、「殺された子どもたちの夢を毎晩あなたたちは見る」と書かれたプラカードを掲げる場面もありました。
オフシャンニコワさんは自宅軟禁のため保釈されましたが、今後、弁護士を通じて以外、外部との接触は禁じられるということです。
オフシャンニコワさんは、今後の裁判で有罪となれば、最高で懲役10年になる可能性があります。
(2022年8月12日放送「Oha!4」より)
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