【独自】「刑務所にいけば飯がタダ」知人の路上生活者に漏らした容疑者の“本音” 焼き肉店立てこもり事件

【独自】「刑務所にいけば飯がタダ」知人の路上生活者に漏らした容疑者の“本音” 焼き肉店立てこもり事件

【独自】「刑務所にいけば飯がタダ」知人の路上生活者に漏らした容疑者の“本音” 焼き肉店立てこもり事件

おととい(8日)、東京・代々木で起きた立てこもり事件。逮捕された男と一緒に路上生活をしていた男性が取材に応じ、男が話していた“本音”を明かしました。

路上生活者の知人男性
 「俺もう行きますね、元気でねって言われたんですけど。いつも通りって感じです」

 東京都庁のわきにある高架下で暮らす路上生活者の男性。今月8日、そう言って男性に別れを告げたのは、一緒に路上生活をしていた荒木秋冬容疑者(28)。荒木容疑者はこの数時間後、JR代々木駅近くの焼き肉店でおよそ6000円分の食事をしたあと、事件を起こします。

記者
 「焼き肉店に立てこもっているという情報がありました」

 店にあった牛刀を使い、店長の男性(49)を人質にとったのです。しかし、日をまたいだ午前0時すぎ、警視庁の捜査員が店に突入し、荒木容疑者を監禁の疑いで現行犯逮捕しました。

店にいた客 浜野秀昭さん
 「『爆弾を設置した』(と店員に教えられたので)、一応念のため速やかに退店してくださいと(言われた)」

店にいた客 斉藤彩人さん
 「店員さんが(犯人を)刺激しないようにってすごく配慮されていたので、すごく感謝しています」

 荒木容疑者は警視庁の取り調べに対し・・・

 「看板を見かけ、捕まる前に焼き肉を食べたかった。路上生活で生きる意味を見出せなかった」

 塗装業などの職を転々とし、長崎県から上京後に路上生活をはじめたという荒木容疑者。

路上生活者の知人男性
 「(12月)24日か25日くらいにいきなり隣に、すみませんここいいですかって言われまして。いいですよ、別に誰のものでもないので」

 荒木容疑者は犯行当日までの2週間のあいだ、男性に対し犯行をほのめかす“本音”を漏らしていました。

路上生活者の知人男性
 「段ボール集めに行くときとか、さすがに何も言わないで段ボールとりにいくのはやめましょうよって(自分が言ったら)、(荒木容疑者が)『いいよいいよ、捕まれば捕まったで』『悪いことをすれば刑務所にいけば飯もタダだし、寝るところもタダだし』って」

 警視庁で事件のいきさつを詳しく調べています。(10日15:06)

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