【ウクライナ侵攻】ザポリージャ原発“攻撃” ウクライナ側「調査団受け入れを」
ウクライナ南東部にあるヨーロッパ最大のザポリージャ原子力発電所で攻撃が相次いでいることを受け、ウクライナ側は8日、IAEA(=国際原子力機関)などの調査団を受け入れるべきだと述べました。
ザポリージャ原発は5日と6日に砲撃を受け、原発を占拠するロシアと、ウクライナの双方が“相手側が攻撃した”と互いに非難し合っています。
施設の一部に被害が出て国際社会が懸念を強める中、IAEAのウクライナ大使は8日、IAEAなどの調査団をザポリージャ原発に受け入れるべきだと訴えました。
IAEA ウクライナ大使「もしザポリージャ原発で何かが起きれば、ウクライナだけでなくヨーロッパも汚染されて重大な事態となるだろう」
ロシア外務省も声明を発表し、調査団を受け入れれば「ウクライナ側の責任について疑いの余地はなくなる」と主張していて、原発の安全確保のため、今後の焦点となりそうです。
一方、ウクライナから穀物を積んで出港した船が目的地のトルコに到着し、積み荷のトウモロコシを陸揚げしました。先月、ウクライナとロシアが穀物の輸出再開で合意したあと、ウクライナの穀物を積んだ船が目的地に到着したのは初めてです。
(2022年8月9日放送「Oha!4」より)
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