「正直、急だなと…他の患者に感染させてしまう不安」薬局で検査キット配布開始の大阪（2022年8月5日）
新型コロナウイルスの感染急拡大が止まらない中、大阪府では約１００か所の薬局で若年層の軽症者を対象に検査キットの無料配布を開始しました。
（エムケー薬局都島店のスタッフ）
「きょうから有症状者に対する検査キットの無料配布をうちの薬局で開始します」
感染者の急増による発熱外来のひっ迫を解消するため、大阪府では８月５日から若年層の軽症者を対象に約１００か所の薬局で検査キットを無料で受け取れるようになりました。２０代～４０代の軽症者は検査キットで陽性を確認した場合、府のＨＰを通じてオンライン診療を受け、処方箋や薬を受け取ることができます。
薬局でキットを受け取るには事前予約が必要ですが、薬局側は行政からの突然の要請に戸惑っています。
（エムケー薬局都島店 折付裕子薬剤師）
「正直、急だなという感じはしました。他の患者さまに感染をさせてしまうんじゃないかという不安は正直あります」
対象の薬局は順次増やすということで、府のホームぺージで確認できます。
一方、兵庫県でも８月５日から「自主療養制度」が始まりました。症状のある人が申し込みをすると検査キットが手元に届き、陽性であれば医師の診断なしで自宅療養ができるというものですが、開始初日の８月５日は１日の上限１０００人にすでに達したということです。
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