「世界は広島と長崎の悲劇から学ぶべき」国連事務総長が危機感(2022年8月4日)
国連のグテーレス事務総長が今月、広島へ訪問するのを前に取材に応じ「世界は、広島と長崎の悲劇から得た教訓を学ばなければならない」と核の脅威の高まりに危機感を示しました。
国連・グテーレス事務総長:「20世紀末には核軍縮の大きな進展があり、核弾頭を大幅に削減することができたが、今その状況は逆戻りしている。恐ろしい悲劇から得た教訓を学ばなければならない」
グテーレス事務総長はこのように述べ、国際社会における核の脅威の高まりに危機感を示しました。
そのうえで、日本に対しては「核軍縮を推し進めるための道徳的権威を持っている」と期待感を示しました。
グテーレス事務総長は、6日に開かれる広島の平和記念式典に出席する予定です。
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