【独自】ウィシュマさん遺族ビザの変更認められず 「国外退去余儀なくされる可能性も」｜TBS NEWS DIG
入管施設で死亡したスリランカ人女性の遺族が求めていた在留資格の申請を、国が退けたことが分かりました。遺族の代理人弁護士は「国外退去を余儀なくされる可能性がある」としています。
去年3月に名古屋市の入管施設で死亡したウィシュマ・サンダマリさん。妹のポールニマさんは真相解明のため去年5月に来日し、「短期滞在」の在留資格を延長しながら活動を続けています。
ポールニマさんは「国家賠償訴訟に参加するため」として、在留資格を「特定活動」に変更する申請をしていましたが、きょう、国がこれを退けたことが分かりました。
東京出入国在留管理局を訪ねたポールニマさんに対し、入管側は「短期滞在の延長の申請は可能」と説明したということですが、国は今年5月、「今後の延長は認めない」と通告しています。
弁護団は「延長が認められるか不透明だ」としていて、ポールニマさんは在留期限が切れる今月25日以降、国外退去を余儀なくされる可能性があります。
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