拳銃自殺は「警察の過失」5500万円賠償命じる判決 横浜地裁(2022年7月30日)

拳銃自殺は「警察の過失」5500万円賠償命じる判決 横浜地裁(2022年7月30日)

拳銃自殺は「警察の過失」5500万円賠償命じる判決 横浜地裁(2022年7月30日)

 警察官が拳銃自殺したのは警察の過失だったとして、5500万円の賠償を命じる判決を横浜地裁が下しました。

 6年前、神奈川県警泉署の古関耕成巡査(当時25)が、署内のトイレで拳銃自殺しました。

 遺族は、上司らのハラスメントで精神が不安定だった古関巡査に拳銃を持たせたのは、警察の安全配慮義務違反だとして5500万円の損害賠償を求めていました。

 横浜地裁は今月29日、警察に過失があったと指摘し、全額の賠償を命じました。

 古関巡査の母親:「社会でも職場でも、そういうことがなくなってほしいなと、息子は思っているんじゃないかな」

 神奈川県警は「主張が認められず残念」などとしています。
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