『視察報告書に虚偽疑い』市議を刑事告訴へ“４省を訪問”記載も担当者と面会事実なし（2022年7月27日）
滋賀県高島市の市議会議員が視察に行っていないのに「国交省などを訪問した」とする虚偽の報告書を提出していたとして、市議会が刑事告訴する方針を固めました。
滋賀県高島市の万木豊市議（５８）は、議会事務局に提出した視察報告書に今年３月２９日・３０日の２日間、国土交通省など４省を訪れ各担当者から豪雪地帯の対応に関する説明を受けたと記載し、旅費４万５０００円余りが政務活動費から賄われていました。
しかしその後、担当者と面会した事実がなかったと判明。記者が国の担当者に問い合わせると…。
（国の担当者）
「（万木市議が訪問した記録は）ないと思います。私のほうには来ていないです」
万木市議は虚偽の記載を認めているということですが、市議会は万木市議を虚偽有印公文書作成などの疑いで刑事告訴する方針を固めました。
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