元受刑者らに働く場所を提供…『職親プロジェクト』で社会復帰や再犯防止へ　奈良県（2022年4月19日）

元受刑者らに働く場所を提供…『職親プロジェクト』で社会復帰や再犯防止へ　奈良県（2022年4月19日）

奈良県の企業が少年院や刑務所からの出所者を雇用し、社会復帰を支援するプロジェクトを立ち上げました。

　４月１９日に発足式を行った「職親プロジェクト・奈良支部」。県内の建設業や飲食業など２５社が連携し、少年院や刑務所から出所した元受刑者らを雇用します。

　法務省によりますと、去年１年間に刑法犯で検挙されたのは約１８万人。このうち４９．１％が再犯者で、再犯者率は過去最悪となりました。

　「職親プロジェクト・奈良支部」は元受刑者らに働く場所を提供し、居場所を作ることで再犯防止を目指します。

　（職親プロジェクト・奈良支部　森本勝也支部長）
　「これから刑期を終えてしっかりやり直そうと思っている、そんな芽を世の中がつむような社会ではいかんと」

　奈良支部では年内にも雇用を始めるということです。

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