「「熱が下がっても筋肉痛に下痢」「ホテルでは手洗いで洗濯」 もし今、新型コロナに感染したら…症状は?療養生活は?」|TBS NEWS DIG

「「熱が下がっても筋肉痛に下痢」「ホテルでは手洗いで洗濯」 もし今、新型コロナに感染したら…症状は?療養生活は?」|TBS NEWS DIG

「「熱が下がっても筋肉痛に下痢」「ホテルでは手洗いで洗濯」 もし今、新型コロナに感染したら…症状は?療養生活は?」|TBS NEWS DIG

全国の感染者が過去最多の15万人を超えました。こうした“第7波”感染拡大の一方で、療養期間を経て社会復帰している人もたくさんいます。そこで新型コロナに感染し、職場に復帰した番組スタッフに聞きました「今コロナに感染すると、どうなるの?」

■「のどの違和感」「熱が下がっても下痢」…復帰のNスタスタッフはどんな症状?

渡部峻キャスター:
新型コロナウイルスについて、20日の東京都の新規感染者数は2万401人で、1日の感染者数が1万人を超えるのは9日連続です。全国でも過去最多の15万2536人となっています。

第7波の感染拡大が懸念される一方、軽症ですでに療養期間を終え社会復帰した方もいます。

Nスタでも、40代男性プロデューサーSさん、30代女性ディレクターOさんの2名が、20日から復帰しました。

2人とも発症は9日土曜、そして陽性が判明したのは11日月曜でした。
ワクチンの接種については、Sさんは2回、Oさんは3回で、Sさんが都内の宿泊施設、Oさんが川崎市の自宅で療養ということでした。

この2人の実体験を交えながら症状を見ていきます。

▼40代男性プロデューサーSさん

7月9日昼すぎ
・発熱(38.5度)
・咳
・のどの痛み などの症状

自宅で抗原検査キットを使ったところ陰性。

7月10日
・症状が改善されず病院へ行き、PCR検査と抗原検査を受る
・抗原検査は陰性

処方薬:解熱鎮痛剤・抗生剤

7月11日
・病院からPCR検査陽性の通知
・都福祉保健局へ連絡

ホテル療養と自宅療養を選べたということですが、家族がいるためホテル療養を選択。

7月14日以降
・発熱は治まるものどの痛み続く

7月20日
療養期間を終えた20日もいまだ咳が残る

▼30代女性ディレクターOさん
7月9日夜~10日
・発熱(38.9度)
・のどの違和感

7月11日
・咳が出始める
・体温37度台に落ち着くも発熱外来を受診、抗原検査で陽性

軽症と診断され、解熱鎮痛剤・咳止め薬を処方。

7月11日深夜~12日
・“微熱”程度になるも下痢・筋肉痛の症状が出る

7月15日
・ほとんどの症状が落ち着く

7月20日
・のどの違和感
・咳が少し残る状態

ホラン千秋キャスター:
倉持さん、こういった経過や症状というのはこれまでの新型コロナウイルスの株などに比べて何か変化はあるのでしょうか?

インターパーク倉持呼吸器内科 倉持仁院長:
まだ増えだして10日間くらいなので、顕著な違いというのはあまり変わりがないのかもしれないですが、一つ言えることは感染する世代が乳幼児から、おじいちゃんおばあちゃんまでと広がっているということと、それから肺炎の方がオミクロンBA.2までのときより少し増えている印象がありますので、注意していく必要があると思います。

井上貴博キャスター:
周りの感染者でも、のどや熱、下痢を訴える人もいます。軽症者で市販薬を飲んで治ったという人も多いんですが、まず市販薬を飲むというのは、やって良い行動なんでしょうか。

倉持院長
通常の風邪薬であれば大丈夫ですが、一方、合併症が株によって変わってくる可能性がありますから、本来はきちんと医療機関にアクセスでき、ちゃんと検査できるという状況が必要なわけですね。

■「自宅療養」“陽性”から4日でやっと食料…?「ホテル」では「手洗いで洗濯が大変」

渡部キャスター:
今の療養はどのように行われているのでしょうか。

▼「ホテル療養」40代男性プロデューサーSさん
・7月12日午前~都内ホテルで療養
・1日3回、弁当支給
・朝、夕方、館内放送で検温と血中酸素飽和度の測定呼びかけ、放送後に測定し専用サイトに入力

Sさんは「手洗いで洗濯して部屋干しするのが一番大変だった」と話していました。

▼「自宅療養」30代女性ディレクターOさん
・陽性診断当日(7月11日)、川崎市保健所からショートメッセージ「神奈川県療養サポート(LINE)に登録」を促される
・7月12日朝以降、毎朝「本日の体調について回答してください。回答が確認できない場合は、安否確認のために、直接訪問することがあります」とメッセージ
→返信が遅いと、AI自動音声による電話でLINE入力催促

・7月15日朝、配食サービスで約8日分のカップ麺・レトルト食材などが届く

Oさんは「すでに実家から食料を送ってもらっていたので、苦労はしなかったけど、もう少し早く配送して欲しかった」と話しています。

ホランキャスター:
自治体も感染者が増えてきますと、こういったケアがどうしても遅れてしまうということがあると思います。療養中に注意すべきことはありますか?

倉持院長:
症状によっては本人が気づかないで治療が遅れるというケースもありますので、やはりこれも医療機関が検査だけに費やすことなく、余裕があってきちんと診療ができれば一番いい状況ですので、各自治体はそういう環境を作っていくことが一番大事になってくると思います。

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