【知床観光船事故】ロシア・サハリン島で発見の男性遺体 不明乗船者のDNA型と一致
北海道・知床半島沖で発生した観光船沈没事故をめぐり、ロシアのサハリン島の南部で見つかった男性の遺体について、行方不明になっている乗船者のデータと一致したとロシア側から日本側に連絡があったことがわかりました。
サハリン島南部で先月見つかった男性の遺体については、日本側は乗船者のDNA型情報を送り、ロシア側が鑑定を進めていました。
関係者によりますと、ロシア側は19日夕方、男性の遺体が乗船者のDNA型と一致したと、外交ルートを通じて日本側に連絡してきたということです。
今後、早期の遺体の引き渡しに向けて調整を進め、引き渡し後には海上保安庁が改めてDNA鑑定し、身元の確認を行うということです。
男性の遺体は「KAZU」と書かれた救命胴衣を着用し、携帯電話や車の鍵、腕時計なども見つかっていました。
(2022年7月20日放送）
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