バイデン大統領が中東・サウジアラビア訪問 石油増産を要請できるか ガソリン価格高騰に苦しむアメリカ|TBS NEWS DIG

バイデン大統領が中東・サウジアラビア訪問 石油増産を要請できるか ガソリン価格高騰に苦しむアメリカ|TBS NEWS DIG

バイデン大統領が中東・サウジアラビア訪問 石油増産を要請できるか ガソリン価格高騰に苦しむアメリカ|TBS NEWS DIG

アメリカのバイデン大統領は15日、中東サウジアラビアを訪問します。ガソリン価格の高値が続く中、焦点の1つが「石油の増産要請」です。

就任後初めて中東を訪れているバイデン大統領。日本時間15日夜からは産油国のサウジアラビアを訪問します。その狙いについて、こう語りました。

アメリカ バイデン大統領
「目的は9か国の首脳と協議し、アメリカの国益や彼らの国益でもある問題について調整することです」

バイデン大統領の強調する“国益”、その1つが「石油の増産」ですが国内で何が起きているかと言うと。

記者
「バイデン大統領の最大の悩みは物価高です。中でもガソリンは1ガロン5ドル前後、1リットル180円前後という高値で販売されています」

「めちゃくちゃ高いですよ。なんとかしないと」
「物が高すぎて生活費があがり、やっていけないですよ」

新型コロナでダメージを受けた経済の急速な回復に伴う需要の増加、またロシアによるウクライナ侵攻の影響もあり、アメリカのガソリン価格は去年に比べ6割も上昇。世論調査で物価高が「最大の懸案事項」となる中、11月の中間選挙を控え対策は待ったなしなのです。

アメリカ バイデン大統領
「石油会社はガソリン価格を適正な価格に下げなさい。今やりなさい。今日やるんです」

実は産油国のアメリカ。バイデン政権は連邦政府の土地での石油掘削許可を9000か所以上認めるなど増産を促しています。

しかし、物価高で生産コストが上がっていることもあり、石油会社にとって簡単ではありません。

エネルギー専門家 エド・ハース氏
「3年前の掘削コストは1か所900万ドル(約12億円)でしたが、今は1400万ドル(約19億円)かかります。市場が不安定で石油会社は大きな投資には慎重なのです」

また、コロナ禍で石油会社は精製所を一部閉鎖し、大規模な人員削減を行ったばかり。去年、石油会社から解雇されたこの男性は。

石油会社を解雇されたV.Jさん
「石油業界の問題は原油価格が下がると大量解雇をすることです。私は2回解雇されました。採用され解雇されるの繰り返しです」

「もう戻る気はない」と突き放しました。

世界最大の原油産出国のはずのアメリカが直面するガソリン危機。

バイデン大統領はサウジアラビアで湾岸協力会議の首脳会合に参加し、原油の増産を働きかける考えですが、エネルギーの専門家はその効果も疑問視します。

エネルギー専門家 エド・ハース氏
「増産要請にあまり効果はないでしょう。サウジは『増産余地が無い』と言っている」

初の対・中東トップ外交に乗り出したバイデン氏、成果を持ち帰ることはできるのでしょうか。

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