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【前多古町長】“公選法違反”罰金30万円 公民権停止5年の判決
千葉県多古町の前の町長が去年10月の衆議院選挙で自民党議員への投票を役場職員に働きかけたとして、公職選挙法違反の罪に問われている裁判で、千葉地裁は罰金30万円、公民権停止5年を言い渡しました。
多古町の前町長・所一重被告は、自らが支援する自民党の林幹雄・元経済産業大臣への投票を町役場の複数の職員に通信アプリのLINEで働きかけたとして、公職選挙法違反の罪に問われています。
千葉地裁は「町長の影響力は強く選挙の公平を害する危険があった」と指摘し、「投票率を上げるためだったと説明するなど反省しているとは言いがたい」として、罰金30万円と5年間の公民権停止を言い渡しました。
所被告は略式命令を受け罰金30万円を納付していましたが、今回の裁判で公民権停止の免除や期間の短縮を求めていました。
(2022年7月14日放送「news every.」より)
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