“戦後最悪”御嶽山噴火 警戒レベル据え置き「判断は違法」(2022年7月14日)
8年前、長野県と岐阜県をまたぐ御嶽山で、死者・行方不明者が63人に上る、戦後最悪の噴火災害が起きました。
遺族などが国と県に対して、総額3億7600万円の損害賠償を求めた裁判で、長野地裁松本支部は13日、気象庁が噴火警戒レベルを「1」に据え置いた判断について、判断の違法性を認めました。
長野地裁松本支部:「レベル2に引き上げることも含めて検討されるべきで、気象庁の判断は合理性に欠ける」
一方で、警戒レベルを引き上げても、被害者が登る前に、確実に立ち入りを規制できたとはいえないとして、違法行為と被害の因果関係を認めず、賠償請求は棄却しました。
遺族らは、控訴する意向を示しています。
(「グッド!モーニング」2022年7月14日放送分より)
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