吉村知事『第７波に入ったという認識』 高齢者施設での面会「原則自粛」の要請を決定（2022年7月12日）
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて「第７波に入った」との認識が示される中、大阪府は独自基準「大阪モデル」を、警戒を示す“黄色信号”に引き上げました。
（大阪府 吉村洋文知事 ７月１２日）
「第７波に入ったという認識です。大阪府も都心部として右肩上がりになると思っていますので、非常に警戒をしています」
「新型コロナウイルスの第７波に入った」という認識を示した大阪府の吉村洋文知事。府では新たな感染者が前の週の同じ曜日と比べて２倍以上に増える日が続いています。
そのため、７月１１日に開いた対策本部会議では、重症化リスクの高い人への対策として、「高齢者施設での面会を原則自粛するよう要請すること」を決めました。
また、独自基準の「大阪モデル」を、警戒を示す“黄色信号”へ引き上げました。黄色信号は５月２２日以来、約２か月ぶりです。
一方、飲食店への時短要請は現時点ではしないということです。
（飲食店関係者）
「僕たち飲食店というのは、報道で『コロナが増えた』というだけでお客さんが減るのは事実なんですよ。それでしたら、緊急事態とかまん延防止になった時の補償がある方がまだ救われると思います」
（街の人）
「お店もそうだし我々お客もね、いろいろ気をつけてやっているのでこのままでいいと思うんですけど」
「夏なのでマスクを外したい傾向にあったと思うんですけど、手洗いや感染対策をもう一度再確認できるきっかけになると思うのでいいと思います」
「第７波に入った」という認識は、政府分科会の尾身茂会長も示しています。
（政府分科会 尾身茂会長）
「（Ｑ第７波にもう入っている認識？）一回落ち着いてきたものが、新たな波（第７波）に来て、そういうことが今起きていることは間違いない」
一方、行動制限については「みんなができることをやれば今の段階では必要ない」と岸田文雄総理に話したということです。
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