「叩きつけてはいない」茨城・ひたちなか乳児虐待死初公判で父親が暴行の一部を否認

「叩きつけてはいない」茨城・ひたちなか乳児虐待死初公判で父親が暴行の一部を否認｜TBS NEWS DIG

茨城県ひたちなか市で生後1か月の娘を暴行し死亡させた罪などに問われた父親が、きょうの初公判で、起訴内容について「自分は叩きつけてはいない」などと暴行の一部を否認しました。

小沼勝被告（30）は2020年7月、ひたちなか市で、生後1か月の長女、舞香ちゃんの腹や胸を殴り、ふすまやドアに叩きつける暴行を加え、頭などに重傷を負わせ、死亡させた罪に問われています。

きょう、水戸地裁で開かれた裁判員裁判の初公判で、小沼被告は「自分は叩きつけていません。他は合ってます」と起訴内容については大筋で認めましたが、暴行の一部を否認しました。

検察側は、冒頭陳述で、「小沼被告の暴行で舞香ちゃんが頭部に重傷を負った」と指摘。一方、弁護側は、「舞香ちゃんを誤ってベビーベッドから落とした際に頭部の重傷が生じた」として、故意ではなかったと主張しました。

JNNの面会で小沼被告は、暴行を加えた理由について、「夜泣きなどで、ストレスが溜まっていた」と答えていました。

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