街宣車にも銃痕のようなもの 付近に停車 安倍元総理銃撃事件｜TBS NEWS DIG
警察によりますと、殺人未遂容疑で現行犯逮捕された山上容疑者は「安倍元首相の政治信条への恨みではない」と話しているということです。また捜査関係者によりますと、安倍元総理を「狙って撃った」とも供述しているということです。
捜査関係者によりますと、犯行に使われたのは手製の銃とみられます。また、山上容疑者は元海上自衛隊員で、2002年から2005年まで海上自衛官を務めていたことが分かっています。
警察は殺人未遂容疑で、午後5時17分から奈良市内にある山上容疑者の自宅マンションを、午後5時13分から家族の家を、家宅捜索しています。捜索現場では、爆発物処理班が確認に当たる様子も見られました。銃器などがある可能性もあり、防弾チョッキを着用の上、捜索にあたるということです。
先ほどまで銃撃現場に居合わせた自民党関係者数人が捜査本部に来ていて、警察から当時の状況を聞かれていたのですが、そのうちの一人によると、「銃声は二度聞かれた」「二度目の銃声のあとに安倍元総理が倒れた」ということです。
また、付近に止めてあった街宣車にも弾があたったということです。その街宣車は現在も奈良西警察署の敷地内にありますが、銃痕のようなものが確認できたということです。
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