今年国内最高の“40.4度”も 暑さで線路ゆがみ、観覧車は運行中止… 熱中症疑いも急増|TBS NEWS DIG

今年国内最高の“40.4度”も 暑さで線路ゆがみ、観覧車は運行中止… 熱中症疑いも急増|TBS NEWS DIG

今年国内最高の“40.4度”も 暑さで線路ゆがみ、観覧車は運行中止… 熱中症疑いも急増|TBS NEWS DIG

線路がゆがむほどの暑さです。関東鉄道によりますと、午後2時半ごろ、茨城県下妻市の常総線の大宝駅で、線路の分岐部分のレールが暑さで曲がったということです。下妻市では35.8度を観測する猛暑日となっていました。

7月1日、40.3度を観測した群馬県伊勢崎市。6月にも二度、40度超えを観測していて、異例の暑さに見舞われています。この影響で市内の遊園地では観覧車の運行を取りやめています。

伊勢崎市華蔵寺公園遊園地 斎藤美和子 管理係長
「ゴンドラの温度が38度になりますと運行を中止しております。12分、1周かかるので、そうしますとやっぱり暑い」

例年、暑さにより運行を止めることがあるといいますが、ここまで早い運行中止は初めだといいます。

夏本番を前に日本列島をおそった記録的な暑さ。

街の人
「(暑くて)やばいです。せいろで蒸されている感じ」

1日も埼玉県熊谷市が40度を観測したのを皮切りに、埼玉県鳩山町で40.1度、山梨県勝沼(甲州市)で40.2度、群馬県伊勢崎市で40.3度、そして群馬・桐生市では今年国内最高となる40.4度を観測しました。

全国914の観測地点のうち、今年最多となる227の地点で35度の以上の猛暑日となりました。

東京都心でも午前11時半に37度を観測して、この時期としては観測史上初めて1週間連続の猛暑日となりました。

まさに命に関わる危険な暑さ。

東京消防庁によりますと、30日、都内で熱中症疑いで搬送された人は294人で今年最多。1日は、救急車の出動率が98%を超えていて、通常の体制に救急車30台を追加する非常用の態勢をとっています。

東京消防庁は119番通報から救急車の到着までに時間を要する場合があるとしていて注意を呼びかけています。

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