【ウクライナ侵攻】ロシア軍ミサイル ショッピングセンターに着弾
ウクライナ中部の都市クレメンチュクで27日、ロシア軍のミサイルがショッピングセンターに着弾し、多くの死傷者が出ています。
黒煙とともに炎に包まれる建物。攻撃を受けたのはウクライナ中部ポルタワ州の都市クレメンチュクにあるショッピングセンターです。
地元の州知事によりますと、少なくとも11人が死亡、およそ50人がケガをしているということです。
また、ゼレンスキー大統領は当時およそ1000人の買い物客がいたとした上で、犠牲者の数は「想像を絶する」と述べました。
地元メディアは、石油精製施設を狙ったミサイルが誤ってショッピングセンターに着弾したとの見方を示しています。
また、ロイター通信によりますと、北東部のハルキウもロシア軍のミサイル攻撃を受け、5人が死亡、20人以上がケガをしました。
一方、NATO(=北大西洋条約機構)のストルテンベルグ事務総長は、ロシアの侵攻を受けて課題となっていた防衛力強化について、即応部隊を大幅に増やす方針を表明しました。
NATOストルテンベルグ事務総長「NATOの即応部隊を変革し、30万人以上にまで増やす」
即応部隊は安全保障上の危機が発生した際に派遣する部隊で、現在はおよそ4万人です。
NATOは今週開かれる首脳会議で、こうした方針を正式決定することにしています。
(2022年6月28日放送「Oha!4」より)
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