【判明】“給付金詐欺”弁護士 「業務停止処分」受けていた
国からの「持続化給付金」をだまし取ったとして、逮捕された広島県の弁護士の男は、無料の法律相談をめぐり相談料を受け取ったなどとして、弁護士会から1か月の「業務停止処分」を受けていました。
自身を撮影するのは、23日に逮捕された東広島市の弁護士・加島康介容疑者です。
警察は24日、詐欺の疑いで加島容疑者ら2人の身柄を広島地検に送りました。2人は、加島容疑者が設立した会社の収入が、新型コロナの影響で減ったとするウソの内容を申請、「持続化給付金」と「家賃支援給付金」のあわせておよそ592万円をだまし取った疑いです。
広島弁護士会によると、加島容疑者は3年前にあった無料の「法律相談会」で、1度しか相談を受けていないにもかかわらず、相談料を立て替える「法テラス」に、3回分を請求。弁護士会の調査にも応じなかったとして、先月1か月の業務停止処分を受けていたことが分かりました。
警察によると、加島容疑者は共犯として逮捕された会社員役員の男と同じ職場で働いて以来、十数年の付き合いがあり、だまし取った金のうち、数十万円が加島容疑者から男の口座に振り込まれていたということです。
（2022年6月24日放送「news every.」より）
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