戦後77年 沖縄慰霊の日　ウクライナ侵攻が続くなか、沖縄戦を重ね非戦への思い新たに｜TBS NEWS DIG

戦後77年 沖縄慰霊の日　ウクライナ侵攻が続くなか、沖縄戦を重ね非戦への思い新たに｜TBS NEWS DIG

きょう6月23日は、77年前の沖縄戦で組織的な戦闘が終結したとされる「慰霊の日」です。沖縄では間もなく岸田総理も出席して追悼式典が行われます。会場から中継です。

梅雨明けの強い日差しが照り付ける、糸満市摩文仁の平和祈念公園です。

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、全戦没者追悼式はおととしから規模を縮小していますが、ことしは招待客など340人が参列する予定です。

沖縄戦などで亡くなった24万人余りの名前が刻まれた平和の礎には、早朝から多くの遺族らが訪れ、平和への祈りをささげていました。

祖母が沖縄戦を体験（10代）
「きょうだけはしっかりお祈りできたらいいなと思って来た」

沖縄戦を体験（80代）
「（ウクライナが）かわいそうで世界平和になってほしい」

ロシアによるウクライナ侵攻が続く中迎えた慰霊の日。77年前の沖縄戦を重ね合わせ、非戦への思いを新たに強くする声が多く聞かれています。

ことしの追悼式には岸田総理も参列する予定で、総理大臣の出席は3年ぶりです。

沖縄はきょう、鎮魂の祈りに包まれる1日となります。

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