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中国・西安 感染増で厳戒態勢 北京五輪まで1カ月、チケット販売方法決まらず(2022年1月4日)
北京オリンピック開幕までちょうど1カ月です。中国国内でも「オミクロン株」が確認され、中国政府は、東京オリンピック以上の厳しい管理で乗り切ろうと躍起になっています。
中国のSNSに投稿された映像では、街を脱出するために川を渡っていた男性が当局に拘束されています。
場所は、あの「西安」でした。
北京から900キロほど離れた西安。
3日までに合わせて1758人の感染が確認され、「外出禁止措置」が出されたまま新年を迎えました。
中国中央テレビでは、住民が検査を受ける様子や、食料の配給などが淡々と流されますが、これらは言わば「表向き」の映像。
SNSには「緊急搬送が病院側に拒否され家族が亡くなった」などという訴えや、「街から脱出する様子」などが投稿されています。
冒頭の「川で捕まった男性」は西安に出稼ぎに来ていて、帰省しようとしたところ拘束されたといいます。
自転車で100キロ移動した末に拘束された男性や、山を8日間歩いた後に捕まった男性もいます。
この住民は勝手に買い物に行き暴行されているといいます。
日本から見ればかなり厳しい措置。
その背景の一つが1カ月後に迫ったオリンピックです。
コロナの影響で観戦チケットは「中国本土に住む人」にのみ販売する方針ですが、販売方法はまだ決まっていません。
コロナ禍でも観客を入れるオリンピックは、中国に何をもたらすのか。
日本語ボランティアとして参加予定の楊さんはあくまで前向きです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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