【恐喝未遂か】鈴鹿ポイントゲッターズ運営会社の元役員を逮捕
三浦知良選手が加入したサッカークラブ「鈴鹿ポイントゲッターズ」の運営会社の元役員が、代表取締役の男性らに対して「現金5000万円を振り込まなければ、不正行為を公開する」などのメッセージを送り、現金を脅し取ろうとしたとして、恐喝未遂の疑いで逮捕されました。男は自身のSNSに「サッカーに不正はあってはいけない」などと投稿し、“チームの不正を暴く告発者”として取材にも応じていました。
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今シーズンから「キングカズ」こと三浦知良選手も加入したサッカークラブ「鈴鹿ポイントゲッターズ」。その運営会社・アンリミテッドを脅迫し、現金を脅し取ろうとしたとして、塩見大輔容疑者（41）が20日、逮捕されました。
実は塩見容疑者は、運営会社・アンリミテッドの元執行役員でした。会社との間に、何があったのでしょうか。
今年1月のインタビューで、塩見容疑者は「鈴鹿ポイントゲッターズ自体が結構、パワハラ気質というか、○○さんのワンマン会社だったんで…」と話し、ポイントゲッターズへの不満を語っていました。さらに、会社経営者のパワハラだけでなく、八百長への関与があったなどと主張していました。
塩見大輔容疑者（今年1月）
「（おととし）仙台のアウェイ戦の時、僕は『負け試合をするように』って話を聞いています」
そして2021年12月には、自身のツイッターに、「明日から鈴鹿の今までしてきたことを公表していきます。サッカーに不正はあってはいけない」などと投稿していました。
“チームの不正を暴く告発者”と思われていた塩見容疑者ですが、一転し、20日に逮捕されたのです。
警察によると、塩見容疑者は2021年11月から12月にかけて、アンリミテッド代表取締役の男性ら2人に対して、「代表取締役をクビにし、現金5000万円を振り込まなければ、不正行為を公開する」などのメッセージをSNSで送り、現金を脅し取ろうとした恐喝未遂の疑いがもたれています。
塩見容疑者は容疑を否認していて、警察は塩見容疑者と運営会社との間でのトラブルについて、詳しく調べていくとしています。
（2022年6月21日放送「news every.」より）
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