震度6弱の石川・珠洲市名産品「七輪」の窯が崩れ、床にひび【現場から報告】

震度6弱の石川・珠洲市名産品「七輪」の窯が崩れ、床にひび【現場から報告】｜TBS NEWS DIG

地元の名産品「七輪」を製造する工場も大きな被害を受けました。現場から報告です。

珠洲市の七輪を作っている作業場の窯は、きのう崩れ今も放置されています。きのうの時点では窯には火は入っていませんでした。ただ、まだ中に七輪が残されているそうです。

丸和工業の玉木代表にお話を聞きますと、「復旧には1か月半はかかるのではないか。しばらくの間は以前使っていた窯を再稼働して作業の手を止めないようにしたい」と話をされていました。

丸和工業の七輪はひとつひとつ手作りされているものなんです。地元でとれる珪藻土をいかして、ひとつひとつ手作りされているため、全国的にも評判が高いものです。

しかし、作業をするみなさんの足元にはひび割れが生じています。きのうの地震によって生まれたものです。いつまた強い地震がおそってくるか分かりませんが、職人のみなさんは地元の産業を守るためにきょうも七輪を作り続けています。

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