一夜明け震度5強も 石川・珠洲市で震度6弱 島の一部が崩れる｜TBS NEWS DIG
19日、震度6弱の揺れが襲った石川県・能登地方。一夜明けて20日も、また最大震度5強の強い地震が発生しました。1年以上にわたり地震が頻発し現地では、不安が続いています。
20日午前10時31分ごろ、再び奥能登を襲った強い地震。震度5強を珠洲市で、震度4を能登町で観測しました。気象庁によりますと、震源地は石川県能登地方で震源の深さは14キロ、地震の規模を示すマグニチュードは5.0と推定されています。
石川県内ではこれまでに80代の女性が手首の骨を折るなど、珠洲市と能登町で合わせて7人がけがをしました。
記者
「珠洲ビーチホテルです。こちらのホテルでは、昨日の地震でガラスが二枚割れたということです」
珠洲市内ではホテルの窓ガラスが割れたほか、特産品の七輪を焼く窯が崩れるなど被害が相次ぎました。
丸和工業 玉木仁一代表
「この中に焼いた製品が入っていた。きょう窯出しして仕上がって、出荷しようと思っていたが、大変なことになったので、がっかり」
記者
「見附島前で大きな揺れがありました。見附島が土埃をあげて大きく崩れ落ちています」
19日から続く強い地震で、珠洲市の観光名所・見附島は島の一部の崩落がさらに進みました。
のとし荘 金田直人専務
「以前の地震でも裏とか横とか崩れていた。こういう大きい地震がこなければいいなと思っていた」
住民の不安は高まるばかり、珠洲市周辺を震源とする地震は去年の1月以降、20日午前までに震度1以上の地震が160回発生しています。
気象庁は今後1週間程度、震度6弱程度の地震に注意するよう呼びかけています。
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