“マスク生活”まだまだ続けたい…今は“脱マスク”へのリハビリ期間!?|TBS NEWS DIG

“マスク生活”まだまだ続けたい…今は“脱マスク”へのリハビリ期間!?|TBS NEWS DIG

“マスク生活”まだまだ続けたい…今は“脱マスク”へのリハビリ期間!?|TBS NEWS DIG

新型コロナの感染拡大でマスクの着用が日常化してから2年以上が経ちました。政府の方針でマスク着用の緩和が叫ばれていますが、意識調査の結果では、「マスク生活を続けたい」人がまだまだ多いようです。その理由は一体何なのか?深掘りすると女性にとって切実な回答がありました。

山内あゆキャスター:
新型コロナの感染拡大でマスクをする生活が日常化して、2年以上が経ちました。ただ、今度は「マスクを着用する必要がない」場面というのも注目されています。

政府の考え方です。会話をほとんどしない場合、屋外ではもうマスクは必要ありません。また、屋内でも図書館や芸術鑑賞するときのように会話がほとんどないならば、目安として2メートルくらい離れてマスクはしなくても大丈夫ということです。

一方、屋外で会話をする場合、2メートル以上離れていれば会話をしてもマスクは必要ないという考え方です。

街の人はどう感じているのでしょうか。散歩や公園などでマスク着用するか聞いたところ、▼つける73.6%▼外す26.4%

つける人がかなり多かったんです。なぜ、つけるか聞いたところ、「着用しなくてもいいとは思うが着用している」という人が34.2%いました。

■脱マスク意識調査「マスク続ける派87%」

こちらは脱マスクに関する意識調査というものです。これは会社で働いている方に20歳以上の人に対象にしたアンケートです。

現在、マスク着用をやめてもいいか?と聞いたところ、
▼思う15.6%▼やや思う26.1%▼思わない36.1%▼あまり思わない22.2%

マスクをやめてもいいと「思う」、「やや思う」を足して5割には届かないんですね。一方、マスクをやめてもいいとは「あまり思わない」、「思わない」という人の方が多いということがわかりました。

また今後について、マスク着用を続けるかどうかと聞いたところ、▼絶対に続ける15.0%▼続ける33.1%▼多分続ける39.2%

「続ける」という意見を足すと、87%にものぼるんですね。今後もマスクをなかなか外さないのかなというところが見えてきます。

マスクを着用を「続ける」という人に意見を聞いてみると、いろいろな意見がありました。

▼「続ける」人の意見「マスクを着用するようになってから、全く風邪をひかなくなったので着用を続けていくつもりです」

「正直マスク不要な場面も多いと思うが、マスクをしないと白い目で見られるため着けていることが多い」

「同調意識で着用しているだけなので、国が音頭取って決めないと、ずっとこれが続くと思う」

「既にファッションとして定着しているため、今後も着用の文化は継続しそう」

ホラン千秋キャスター:
マスクが当たり前になりすぎて、外してる方を見ると元に戻っていくんだなではなくて、あの人外してるというように気がついてしまう自分がいたりする。でもこれがケースバイケースでこの場所では取っていいんだということがはっきりしていたら外していかないと、夏などは特に危険なわけですよね。

佐藤昭裕院長KARADA内科クリニック五反田:
やはりマスクの装着もそうですけども、感染対策というのは常に科学的であるべきだと思うんですよね。なので、元々そうでしたけども、屋外で2メートル以上離れてたり、話すことがなかったりする時にはマスクをそもそも外してよかったですよね。なので、今後夏になって暑くなってきますけれども、そういった場面で外すということと、あとは逆につけないといけないときですね、これをもう一度おさらいしないといけなくて、やはり3密と言われる状態のときには、必ずマスクの装着というのは今後も必要だと思います。

ホランキャスター:
継続して着用したい人は、もちろん着用しても良くて、でも、外したいと思っている方が外せるようにわかりやすくメッセージを発するにはどうしたらいいというふうに思われますか。

佐藤院長:
科学的な議論が必要なんだと思うんですね。喋るっていうのが声帯を震わしてエアロゾルとなって外に舞うのと、あと話すことによって飛沫が飛ぶ。それをマスクでブロックすることによって感染リスクが下がるという「マスクの意味」ですよね。ここをしっかり意識すればどういう場面で外して良いかとか、つけるべきだっていうのがわかるんじゃないかと思いますね。

井上貴博キャスター:
その科学的なアプローチでいうと特に、お子さんに関して伺いたいんですが、変異株で姿を変えたオミクロン株によるリスクと熱中症のリスクこれはどう天秤にかけて捉えればいいでしょうか?

佐藤院長:
感染対策の意味でマスクをつけることと、熱中症対策でマスクを取ることは少し分けた方がいいんじゃないかなと私は思います。熱中症にならないための最大のポイントっていうのは、やはりマスクを外すことではなくて涼しい場所になるべくいたりとか、水分をしっかり取るっていうことなんですね。なので、マスクを着けていると熱中症になるという、セットの考えでいくと感染対策がおろそかになってしまいますし、マスクさえ取っておけばいいということになると、本当に重要な熱中症…(https://newsdig.tbs.co.jp/list/article?id=jnn-20220617-6024336)

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