【初公判】田中聖被告「プレッシャーや将来への不安から薬に手を…」
覚醒剤取締法違反の罪で起訴されたアイドルグループの元メンバー、田中聖被告の初公判が開かれました。裁判で田中被告は、覚醒剤に手を出した理由などについて「プレッシャーや将来への不安から薬に手を」と話しました。
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アイドルグループの元メンバーで、ミュージシャンの田中聖被告（36）は10日、上下黒のスーツに身を包み、メガネをかけて出廷しました。
起訴状などによると、田中被告は今年1月、名古屋市中区のビジネスホテルの一室で、覚醒剤約0.16グラムを所持した罪に問われています。また、今年2月にライブに出演するために名古屋を訪れていた際、覚醒剤を使用したなどの罪で追起訴されています。
10日、名古屋地裁で初公判が開かれました。起訴内容について聞かれると、田中被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。
検察側は「SNSで密売人から覚醒剤を買った」などと指摘し、懲役2年を求刑しました。一方、弁護側は「田中被告が積極的に再犯防止の治療を現在、受けていることや、反省を示している」などとして執行猶予付きの判決を求めました。
裁判の中で田中被告は「事務所から独立して、一人でスケジュール管理や事務処理をするには無理があり、締め切りなどのプレッシャーや将来への不安から薬に手を出した」などと、覚醒剤に手を出した理由などについて話しました。
判決は今月20日に言い渡されます。
（2022年6月10日放送「news every.」より）
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