【世界初】“生きた皮膚”持つ指型ロボット 傷ができても“自己修復”

【世界初】“生きた皮膚”持つ指型ロボット 傷ができても“自己修復”

【世界初】“生きた皮膚”持つ指型ロボット 傷ができても“自己修復”

人の皮膚細胞から培養して作った“生きた皮膚”を持つ、世界初の「指型ロボット」の開発に成功したと東京大学の教授らが発表しました。

これは、東京大学の竹内昌治教授らの研究グループが開発した世界初の「皮膚で覆われた指型のロボット」です。人間の細胞を培養し作られた“培養皮膚”がロボットの骨組みの形に沿って表面を覆っていて、人間の皮膚に近いやわらかさや、はっ水性を持ち合わせているということです。

また、培養皮膚には修復機能が備わっていて、傷ができた際にコラーゲンシートを貼ると、7日ほどで自己修復できるということです。

竹内教授らの研究グループは、ロボットなどに生きた皮膚を覆わせることに成功したのは世界初だとして、将来は、義手や義足のほか、移植素材としての再生医療分野などでの活用も期待できるとしています。
(2022年6月10日放送)

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