主犯格の父親をインドネシアで逮捕 持続化給付金“10億円”詐欺｜TBS NEWS DIG
家族4人を含む詐欺グループが新型コロナの持続化給付金をだまし取ったとされる事件で、指名手配されていた父親が逃亡先のインドネシアで身柄を確保されたことが分かりました。
警視庁によりますと、身柄を確保されたのは詐欺の疑いで指名手配されていた谷口光弘容疑者（47）です。インドネシアのスマトラ島の南部ランプン州で地元当局に確保されたということで、逮捕容疑は不法滞在とみられます。
谷口容疑者の元妻や長男らは、2020年に新型コロナで減収した事業主を装い、持続化給付金300万円をだまし取った疑いで先月、逮捕されています。
谷口容疑者らの詐欺グループによる被害総額はおよそ10億円に上るとみられ、警視庁はインドネシアに出国していた谷口容疑者を指名手配し、現地の捜査当局に協力を依頼していました。
谷口容疑者の身柄はインドネシアの入国管理局に引き渡される予定で、現地の日本大使館が確認作業を進めています。
警視庁は「事実関係を確認中で谷口容疑者の身元が確認されれば日本への移送に向けて調整する」としています。
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