【“10億円”不正受給】“主犯格”の父親 スマトラ島で逮捕 不法滞在の疑い
10億円近くの持続化給付金の不正受給に関与したとみられる家族が逮捕された事件で、逃亡していた主犯格とみられる父親がインドネシアで逮捕されました。
インドネシア警察によりますと、谷口光弘容疑者は日本時間8日午前0時半ごろ、インドネシアのスマトラ島で警察と入管当局に不法滞在の疑いで逮捕されたということです。
この事件は谷口容疑者の元妻の梨恵容疑者ら家族3人が2020年、持続化給付金300万円をだまし取ったとして逮捕され、主犯格とみられる光弘容疑者が指名手配されているものです。
捜査関係者によりますと、光弘容疑者は中小企業庁側が申請書類に不審な点があることに気付き、申請を却下し始めた直後の2020年10月にインドネシアに出国していました。
光弘容疑者には去年4月に旅券返納命令が出ていたため、インドネシアで不法滞在の疑いで逮捕されました。
現地メディアによりますと、光弘容疑者は逮捕された際に抵抗しなかったということです。
今後、警視庁は光弘容疑者の日本への送還に向けて現地の警察と調整する方針です。
(2022年6月8日放送「ストレイトニュース」より)
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