【独自】「友人関係壊れると思い断れず」国税職員ら給付金詐欺で16人が摘発|TBS NEWS DIG
新型コロナの持続化給付金をだましとったとして東京国税局の職員らが逮捕された事件で、警視庁がこれまでに詐欺グループのメンバー16人を摘発していたことが分かりました。
東京国税局の職員・塚本晃平容疑者(24)ら7人は、おととし、持続化給付金100万円をだまし取った疑いがもたれています。
その後の捜査関係者への取材で、警視庁が島田和樹被告(26)ら2人を逮捕し、当時10代の高校生や大学生ら6人を書類送検していたことが分かりました。
警視庁がこれまでに摘発したメンバーは16人にのぼり、被害総額はおよそ2億円とみられています。
給付金の申請役の島田被告は、指示役の浜口正太被告(26)ら2人と中学校の同級生でした。さらに、国税局職員の塚本容疑者と中村上総被告(24)は小学校の同級生で、詐欺グループが学校の友人を勧誘し、規模を拡大させたことが明らかになっています。
塚本容疑者らの同級生
「(2人と)一緒に毎日バカ騒ぎしてたんで、明るい存在ではありましたね。(自分が)お金がカツカツだって言っていたので、助けようとしてくれたのか、利用しようとしていたかは分からない。確定申告みたいなのを出すだけでお金がこれぐらいもらえるから、生活厳しいならやれば(と言われた)」
メンバーの1人で書類送検された大学生が取材に応じました。
不正受給した大学生
「深夜3時まで説得され、友人関係が壊れると思い断れなかった」
また、別の大学生の父親はー。
不正受給した大学生の父親
「世間知らずの息子は同級生から2年間勧誘され続け、話に乗ってしまった」
警視庁は詐欺グループの実態解明を進めています。
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