お得!電車が遅延したら…値引きクーポンがゲットできる! 6月は、値上げラッシュだけじゃない!様々な新サービスが登場|TBS NEWS DIG
きょうから、商品の値上げラッシュです。6月と7月は食料品など、およそ3000品目が値上げされる見通し。そんな中、新たなサービスも始まっています。JR東日本は、電車の遅延など、一定の条件のもとクーポンを配信するアプリの実証実験をスタート。気象庁は、発達した積乱雲が次々と連なって大雨をもたらす「線状降水帯」の予測情報をきょうから開始。値上げのニュースに隠れた「新サービス」をご紹介します。
■6月1日から値上げラッシュ
渡部峻キャスター:
6月7月、食品では3000品目超が値上げということになります。
▼日清の「カップヌードル(レギュラー)」は208円から231円に。▼明治の「エッセルスーパーカップ」は151円から162円。小麦の価格や原材料費の高騰などが原因ということです。
また飛行機の航空券の中に含まれる燃油サーチャージ、こういったものも値上げになるということです。ハワイ行きですと▼JALは1万2700円が6月1日から2万3600円。▼ANAは1万2500円が6月1日から2万3800円。ほぼ倍の金額がかかるということになります。
さらに幅が大きいと言われているのが、6月から10月まで販売する肥料です。JA全農によると、前期比最大94%の値上げということでこちらもほぼ倍の値上げということになりそうです。
井上貴博キャスター:
まだここから数か月、値上げ幅を加速していくのではないかと言われています。
「食べチョク」代表 秋元里奈さん:
肥料の高騰はやっぱり農家さんの中でも大きくて94%なのでほぼ2倍になってしまっていて、もしこれで肥料の上がった分価格も上げられればいいですが、結構農家さん自分で価格決められないケースも多いので、そうすることで辞めていく人が増えて、それで作る量が減っちゃうと、また価格上がって…というふうになるので、いかにここを乗り越えるかですけど、逆にいいところを探そうとすると国産のものとかに注目が今集まっているので、それこそ小麦とかはどうしても海外に頼っていましたけど、お米が再注目されるなど改めて国産の消費が伸びるとか生産物に目がいくって意味だとポジティブな変化もあるかなと思っています。
■電車の“イライラ”がクーポンに
渡部キャスター:
6月は値上げというニュースが多いですが、値上げ以外にもさまざまなサービスが始まることがあります。
JR東日本が「Tokyo Nudge(トウキョウ ナッジ)」というサービスを開始します。まず実証実験を行いまして、▼期間は6月1日から7月31日まで。▼対象は週2日以上、山手線、京浜東北線、根岸線を利用する方にこの「Tokyo Nudge」というアプリをダウンロードしてもらい、位置情報など連動してもらう予定です。
何がお得になるのか?この「Tokyo Nudge」は駅構内の「NewDays」などのパスタ・調理麺が50円引きになるクーポンや、「ベックスコーヒーショップ」の全ドリンク100円引きというクーポンがもらえます。
では、クーポンはどんなときにもらえるのか。
▼乗車前・乗車時に5分以上の電車の遅延
▼朝の通勤時間帯(午前6時30分から午前10時)に乗車・降車駅で雨
▼気温が25度以上
▼午後10時から午前0時に電車に乗る
こういう状況のときにパスタ・調理麺やドリンクが安くなるクーポンがもらえます。
実証実験ということで、まだ段階としてはこの4つに限られていますが、こういう条件のときにもらえるようになるそうです。
井上キャスター:
コロナ禍でJR各社がダメージを受けている中で企業努力っていうことですか。
秋元さん:
ここでユーザーが増えて、そこから例えば運営しているECサイトのところに飛ばしたいとか多分そういったユーザーさんを集めたりデータを集めたりっていうところが狙いなのかと思いつつ、ユーザーとしてはすごくやりたいですね。テンションが下がるときにいいことが少しだけあるっていう。
渡部キャスター:
情報を集めるという点で、この25度以上のときは「暑い日にドリンクはどれだけ売れるのか」などのビッグデータを検討している。
秋元さん:
メーカーさんとかの販促とかにもすごく使えそうですね。このクーポンを出して暑い日飲んでもらうとか、すごくいろんな広がりがありそうです。
■線状降水帯の予測スタート
渡部キャスター:
天気について気象庁も、新たな取り組み。6月1日から発達した積乱雲が帯状につらなり、大雨を降らせる線状降水帯、これの予測情報を出すことを始めます。
線状降水帯というのは、メカニズムがはっきりと解明されていないため予測することが非常に困難だというふうに言われています。
この線状降水帯予測情報を6月から出すわけですけれども、スーパーコンピューターの「富岳」を活用しています。「富岳」を活用してもこの線状降水帯予測情報の的中率は4回に1回ということです。
この難しい線状降水帯の予測情報、地上では船による水蒸気の観測というものを行っております。今まで6隻だったのが、民間などと協力して今後16隻になる予定です。さらに、気象…(https://newsdig.tbs.co.jp/list/article?id=jnn-20220601-6021213)
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