【母親逮捕】足骨折の３歳児を2週間放置…脳損傷で死亡

【母親逮捕】足骨折の３歳児を2週間放置…脳損傷で死亡

去年12月、埼玉県春日部市で、足を骨折し歩けなかった当時3歳の二女に適切な治療を受けさせず放置したとして、31歳の母親が逮捕されました。二女はその後、亡くなっています。

警察によりますと、逮捕された長野奈々容疑者は、交際相手の男性と共謀し、去年12月、当時3歳の二女・沙季ちゃんが両足の太ももの骨を折り歩けなかったことを認識しながら、適切な治療を受けさせず、およそ2週間放置した疑いがもたれています。

調べに対し長野容疑者は「骨折していたと知らなかったし、歩けなかったとも認識していなかった」などと容疑を否認しています。

沙季ちゃんはその後、心肺停止の状態で搬送され死亡していて、死因は脳損傷でした。

長野容疑者は去年、沙季ちゃんに暴行を加えケガをさせたとして起訴されていて、警察は死亡の経緯についても詳しく調べることにしています。
（2022年5月31日放送）

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