ウクライナ軍“最後の拠点”セベロドネツクで激戦 住宅6割が破壊(2022年5月27日)
ウクライナ東部ルハンシク州では完全掌握を目指すロシア軍がウクライナ軍最後の拠点へ攻勢を強めています。
ルハンシク州の知事によりますと、27日、ウクライナ軍最後の拠点となっているセベロドネツクでロシア軍との激しい戦闘が続いているということです。
セベロドネツクの市長は「死者はこれまでに1500人に上り、市内にはいまだ1万3000人ほどが残っている」と明らかにしました。
また、住宅の6割が破壊されたということです。
ルハンシク州の完全掌握を目指すロシア軍はセベロドネツクの制圧を目指し攻勢を強めています。
ルハンシク州の知事は25日、州内の95％がロシア側に占領されているとの認識を示したうえで「週内ですべてが決まる」と危機感を強めていました。
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