【アメリカ小学校銃乱射】警察の“突入” 遅いと非難の声も

【アメリカ小学校銃乱射】警察の“突入” 遅いと非難の声も

【アメリカ小学校銃乱射】警察の“突入” 遅いと非難の声も

アメリカ・テキサス州の小学校で21人が死亡した銃乱射事件で、警察官が容疑者のいる教室に突入したのは事件発生からおよそ1時間後だったことがわかり、児童の親からは対応の遅さに非難の声があがっています。

この事件は24日テキサス州ユバルディの小学校でサルバドール・ラモス容疑者(18)が銃を乱射し、児童19人と教師2人あわせて21人が死亡したもので、ラモス容疑者は警察官に撃たれて死亡しました。

地元当局は26日、ラモス容疑者が小学校で発砲してから4分後に警察官が現場に到着したものの、生徒らの避難を優先させすぐに突入していなかったことを明らかにしました。

警察がラモス容疑者がいた教室に突入したのはおよそ1時間後だったということです。

亡くなった児童の親「銃声を聞いたらすぐに突入すべきだ。混沌とした現場だと思うが(捜査当局には)もっと訓練が必要だった」

一方、ニューヨークでは26日市民ら数百人が集まり、銃の規制を強化すべきと声を上げました。

参加者「もうたくさんだ!」「この国では二極化が進み、自分自身や人間性を見失いつつあります。解決策はないのでしょうか」

バイデン大統領は29日に事件があった町を訪れ遺族と面会する予定です。
(2022年5月27日放送)

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