『9回の行政指導を受けていた』給与未払いで教職員ストライキの学校…校長常駐せず等(2022年5月25日)
和歌山県の私立和歌山南陵高校で給与未払いによって教職員がストライキを起こして授業が行われなかった問題で、ストライキまでの間に和歌山県が学校法人に9回の行政指導を行っていたことがわかりました。
私立和歌山南陵高校では、4月分の給与が支払われなかったことなどから、5月11日に教職員23人がストライキを起こして授業が行われない事態となりました。
和歌山県によりますと、県が去年9月に行った学校への定期調査で、法律で義務付けられている図書室の設置や校長の常駐が確認できませんでした。このため、県は去年11月以降、学校法人に対して9回の行政指導を実施。しかし改善されない項目が残る中、5月11日にストライキが起きていました。
現役の教員に話を聞きました。
(和歌山南陵高校の教員)
「誠に申し訳ありませんでしたという一言に尽きます。(行政には)こんなに学校が追い込まれる前に決断をしていただきたかった」
静岡県と和歌山県は5月24日に学校法人の調査に入りました。
▼MBS NEWS HP
https://ift.tt/sFP1LIc
▼最新ニュースや特集を毎日配信 チャンネル登録お願いします!
https://www.youtube.com/c/MBSnewsCH?sub_confirmation=1
#MBSニュース #毎日放送 #ストライキ #教職員 #私立和歌山南陵高校 #和歌山県 #行政指導 #学校法人 #図書室 #校長
コメントを書く