沈没した観光船「KAZU I」午後にも海上に引き揚げへ“2日かけて水抜き”し網走港から陸揚げ予定｜TBS NEWS DIG
北海道・知床半島沖で沈没した観光船「KAZU I（カズワン）」は、早ければ、24日午後にも海上に引き揚げられる見通しです。
北海道斜里町の海岸です。ここから7キロほどの沖合で「KAZU I」の船体を海上に引き揚げる作業が24日午後にも行われる予定ですが、午前11時半現在、濃い霧に覆われていて現場海域の視界は非常に悪い状況です。
観光船「KAZU I」は23日午後、専門業者の作業船によって水深およそ120メートルの海底から海面のすぐ下までつり上げられました。
現在、船は水中に入ったまま作業船に固定され、破損しないようゆっくりとした速度で水深が浅い斜里町の沖合にえい航されています。
早ければ24日午後にも海上に引き揚げられ作業船の上に載せられる見通しです。
その後は2日ほどかけて内部の水を抜き、網走港から陸揚げされる予定です。
これまでの調査で「KAZU I」の船底に穴が開いていることが確認されていて、海上保安庁は今後、船体の状況などから事故原因の解明を進めます。
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