日米首脳会談始まる 緊迫する東アジアの安全保障環境…同盟強化を確認へ|TBS NEWS DIG
大統領就任後、初めて来日したアメリカのバイデン大統領と岸田総理の首脳会談が先ほどから始まりました。政治部・官邸キャップの室井記者に聞きます。今回の首脳会談、どのようなことが焦点なのでしょうか?
はい、日本としてはロシアや中国、北朝鮮など緊迫する東アジアの安全保障環境に対応するため日米の同盟関係を一層強固なものにし、その抑止力の強化を世界に示したい考えです。
会談はまず岸田総理とバイデン大統領の1対1のみで行われ、その後、少人数での会合が現在行われています。
岸田総理は、今回のロシアによるウクライナ侵攻のような「力による一方的な現状変更を東アジアでおこしてはならない」という強い危機感のもと、▼バイデン大統領と結束してロシアへの厳しい制裁を続けていくことを確認するほか、▼インド太平洋地域で軍事・経済の両面で影響力を強める中国に対し、対抗していく姿勢を示す方針です。
さらに、ICBM=大陸間弾道ミサイルの発射や核実験など更なる挑発の懸念が高まる北朝鮮情勢についても、今後の対応について協議する見通しです。
そのほか、▼熾烈な開発競争が続く半導体など重要物資のサプライチェーンの確保や、▼ロシア産LNG=液化天然ガスの依存度を減らすため、アメリカ産LNGの増産について話し合われる予定です。
今回、岸田総理はバイデン大統領に日本の防衛費を今後増額するなど、防衛力を強化する方針を伝えるほか、アメリカの核戦略などで日本を守る「拡大抑止」の強化を確認したい考えです。
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