給付金4630万円“誤送金”「24歳男性とは連絡取れている」 弁護士が会見(2022年5月16日)

給付金4630万円“誤送金”「24歳男性とは連絡取れている」 弁護士が会見(2022年5月16日)

給付金4630万円“誤送金”「24歳男性とは連絡取れている」 弁護士が会見(2022年5月16日)

 山口県阿武町で給付金4630万円が誤送金された問題です。16日午後、男性側が取材に応じ「お金については現状返せない」と答えました。

 1時間ほど前、山口県で開かれた会見。誤って4630万円が振り込まれた男性から相談を受けている弁護士です。

 誤振り込みを受けた男性の弁護士:「本件について当職が本人と面会し依頼を受けたのは先週末の5月13日のことでございます。本人は4月の段階で山口県内の警察署に任意出頭し、事情をすべて説明しております」

 問題は先月、山口県阿武町で新型コロナの給付金が振り込まれた際に起きました。

 463世帯に、1世帯10万円ずつ振り込むはずが・・・。誤って「24歳の男性1人」に4630万円分、振り込まれてしまいました。

 誤振り込みを受けた男性の弁護士:「(Q.本人に返還の意思は?)本人、現在そのお金を所持しておりません。ですので現実的な問題として返還が難しい状態となっております。今後の返還につきましては訴状確認したうえで、訴状のなかで相手方代理人と協議をしたうえで何らかの解決が図れるように検討していきたい」

 男性はすでに勤務先を退職したといいます。

 町側によれば、「入金されたお金は動かしている」「もう元には戻せない」などと話したといいます。

 誤振り込みを受けた男性の弁護士:「(Q.なぜこういうことに)確かに私もその点には大変お気にされているということはよく理解できるんですけれども、まだそこについてはいずれ準備させて頂いたうえで」「(Q.男性はお金を何かに使ってしまったのか)おおむねその理解で正しいと思います」「(Q.何に使ったか)一応先ほど述べた通り、私は本人からの聞き取りはしております。その聞き取り内容については、阿武町より阿武町代理人弁護士に連絡しております」

 男性の弁護士は、「男性と連絡が取れなくなっている」といった報道について、必ずしも正しくないなどと主張しています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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